果実

自然のお薬【果実】編です。
※効果・効能には個人差があります。無理せず、ご自分の体調と相談しながら行ってください。また、やり過ぎは逆効果となります。痛みや不快な症状などが強いときは中止してください。

アロマ

みかん  (ミカン科)

【効き目】 免疫力、動脈硬化、美肌効果、ストレス緩和、疲労回復、高血圧、便秘など ミカン科ミカン属に属する「みかん」は、旬は10月から1月です。みかんは日本を代表的する果物のひとつです。生のままで食べる他に、全生産量の約2割は缶詰やジュースに加工されています。
果実

キンカン  【金柑】

【効き目】 せき、食欲不振、吐き気、二日酔い、お腹の張り、イライラなど 気を巡らし、せきを止め痰を切り食欲不振や、お腹のはり、吐き気を改善します。また、うっ屈した気分を解消し、二日酔いの症状やイライラにも良いでしょう。民間薬として、せきや痰、扁桃炎などの治療に使われてきました。皮ごと食べられるので、β-カロテン、ビタミンE、ビタミンCをしっかり取れます。
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りんご   【林檎】

【効き目】 ほてり、口の渇き、せき、痰、食欲不振、消化不良、下痢、便秘、不安、焦燥感など りんごは幕末にアメリカから日本に入ってきた果物です。胃腸の働きを助けて消化を促進し、下痢と便秘、両方の改善に役立ちます。また、肺をうるおして、せきや痰を鎮める効果も。ほてりやのぼせ、寝汗を抑える働きもあります。心に働き、気持ちを高め、不安を鎮める効果も。
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プルーン  (バラ科)

【効き目】 貧血、高血圧、便秘、肌荒れ、抜け毛、目の疲れ、月経痛など 海外では「ミラクルフルーツ」として知られ、新陳代謝を活発にして便秘や肌荒れ、抜け毛、目の疲れの改善に良いとされます。血流を改善し、貧血や高血圧を予防。月経痛や骨粗しょう症の改善にも効果があります。造血作用のある鉄や葉酸が豊富。強い抗酸化作用のあるプロアントシアニジンを豊富に含むので、アンチエイジング効果も期待できます。
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なつめ 【棗】

【効き目】 食欲不振、倦怠感、虚弱体質、疲労、アレルギー、イライラ、不安など 脾胃に力を与え、特に血を補い、強い滋養強壮作用があります。心身両面の疲労回復に向いています。また、食欲不振を改善するほか、気持ちを安定させる作用もあるのが特徴です。ストレスで食欲がない時におすすめです。抗酸化作用が高いサポニンが豊富。免疫力向上、血流改善、肝機能向上などの効果が期待できます。
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ざくろ 【柘榴】

【効き目】 下痢、血便、不正出血、鼻血、せき、のどの炎症、かすれ声、更年期症候群など 収れん作用とは、皮膚や粘膜から体液や血液がもれ出るのを防ぐことです。 慢性の下痢、おりものや、血便、不正出血、鼻血などを止める働きがあります。また、肺をうるおして、せきを止める効果があり、のどの渇きや炎症、かすれ声などにも良いでしょう。高血圧を予防するカリウムや、抗酸化作用があるポリフェノールのアントシアニン、エラグ酸などが豊富です。
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クコの実   【枸杞の実】

【効き目】 ストレス、めまい、耳鳴り、不眠、視力低下、眼精疲労、ドライアイ、白髪など 中国では古くから体を養い副作用の少ない「上品薬」として利用されてきました。気・血を補って肝と腎を滋養します。目の働きを助け、視力低下や眼精疲労、涙目、ドライアイなどに効果的です。腰のだるさ、白髪、めまい、不眠の改善にも有効です。ビタミン、ミネラルが豊富。
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かぼす (ミカン科)

【効き目】 食欲不振、胸苦しい、胸が使える、胸痛、お腹のはり、腹痛、口の渇き、から咳、寝汗など さわやかな香りが食欲を増進させます。気の滞りを取り除き、胸が苦しい、胸がつかえる、胸が痛いなどの改善に有効です。胃腸の気滞が原因で起こる、お腹のはり、腹痛などにも効果的。また、肺をうるおす作用があるので乾いた咳、口の渇き、寝汗などを鎮める効果もあります。
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柿   (カキノキ科)

【効き目】 二日酔い、せき、のどの渇き、むくみ、口内炎など 肺をうるおして乾燥による咳や喉の渇きをとめます。アルコールデヒドロゲナーゼという酵素がアルコール分解を促し二日酔いを改善します。体を冷やす性質が強いので腹痛や下痢を起こしやすい人は胃腸を丈夫にして体を温める干し柿がおすすめです。抗酸化作用があるビタミンCやβ-カロテンが多く含まれます。
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桃   (バラ科)

【効き目】 口の渇き、便秘、食欲不振、顔色が悪い、月経痛、シミなど 血を巡らせる代表的な果物。体にうるおいを与え、口の渇き、便通を改善します。夏の食材としてはめずらしく温性なので冷え症の人にもおすすめです。リンゴ酸、クエン酸、果糖が含まれ、食欲不振や夏バテ改善に役立ちます。
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