ハーブ

自然のお薬【ハーブ】編です。
※効果・効能には個人差があります。無理せず、ご自分の体調と相談しながら行ってください。また、やり過ぎは逆効果となります。痛みや不快な症状などが強いときは中止してください。

アロマ

モミ  (マツ科)

【効き目】 殺菌、抗炎症、鎮痛、免疫刺激、抗ウイルスなど モミの木は学名を(アビエス)、ラテン語で「永遠の命」という意味を持ち、その名の通り1000年以上も生きているものが多くある針葉樹です。針葉樹は、葉が針状にとがっているのが特徴で、その大半が冬でも葉をつけている常緑樹に分類されます。
アロマ

プチグレン  (ミカン科)

【効き目】 抗不安、去痰、消化促進、消毒、神経強壮、鎮静、鎮痛、リンパ刺激など プチグレンは、インドやヒマラヤが原産となるビターオレンジの葉や枝から抽出される精油です。ビターオレンジは日本では橙(ダイダイ)とよばれ、正月の鏡餅といった縁起物によく使用されています。マーマレードの原料になっているビターオレンジ。花から抽出された精油は【ネロリ】として使用されています。
アロマ

パイン   (マツ科)

【効き目】 抗菌、鎮痛、抗炎症、覚醒など パインの針状の葉は古代から治療特性が認められ、肺の感染症の治療や消毒などに役立っていました。その他、神経疲労やリウマチの治療に使われたり、アメリカの先住民は虫除けに使っていました。
ハーブ

ハーブボールとは

ハーブボールとは 何種類ものハーブを布に包み、温かく蒸したものを全身に押し当てるトリートメントで、心も身体も温まるハーブのお灸です。日本ではまだ知名度は低いですが、タイやインドでは伝統療法の治療の一つとして、何千年という歴史の中で使われて来ました。流行りのものではないのです。
ハーブ

菊花   (キク科)

【効き目】 目のカスミ、目の充血、イライラ、高血圧、肩こり、肌荒れ、のぼせ、めまい、頭痛など 食用としても利用される菊は、山形県の「もって菊」が有名です。肝の高ぶりを鎮める作用があり、頭痛やイライラ、のぼせや目眩、高血圧の改善に有効です。肝は目と関係関係するので、眼精疲労や目の渇き、充血、かすみ目の解消に役立ちます。ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンEが豊富。有効成分の中でも特にビタミンB1が視神経に栄養を与え働きを整えます。
ハーブ

リンデン         (アオイ科)

【効き目】 発汗、利尿、鎮静、鎮痙、保湿、風邪、上気道カタル、高血圧、不眠、不安など ドイツで人気のリンデンは風邪や咳の処方に用いられています。発汗作用や、利尿作用もあります。エッセンシャルオイルに含まれるファルネソールという成分は心身の緊張を和らげます。また、とろみのある粘液質を多く含み、肌を引きしめる収れん作用もあることから、チンキ剤を利用した化粧水など、美容用途でも活躍できます。
ハーブ

リコリス          (マメ科)

【効き目】 鎮咳、去痰、消炎、抗アレルギー、抗ウイルス、エストロゲン作用、矯味、上気道カタル、風邪、胃・十二指腸潰瘍など 古くから医療で用いられてきたリコリスは、喘息やのどの痛み、咳、胃腸障害で処方されます。近年の研究では抗ウイルス作用や免疫賦活作用も確認されました。リコリスは副作用として、低カリウム血症や、高血圧が懸念されます。製剤としては危険性のないものが使われていますが、生薬やハーブを内服するときは必ず専門家の指導を仰ぎましょう。
ハーブ

ラズベリーリーフ     (バラ科)

【効き目】 鎮静、鎮痙、収れん、美白、出産準備、生理痛、生理前症候群、口腔粘膜の炎症など ノンカフェインということもあり、出産前の女性のために、お守りのように使われているハーブです。子宮や骨盤周辺の筋肉を調整する働きがあるので、出産準備や生理痛、生理前症候群にも効果があります。ほかにも、扁桃炎や風邪、下痢に悩む人に処方されたり、外傷や結膜炎の人に外用として用いられます。
ハーブ

ヤロウ             (キク科)

【効き目】 消炎、止血、創傷治癒、抗菌、収れん、鎮静、鎮痙、健胃、利胆、外傷、生理痛、胃炎、消化不良、食欲不振など ヤロウの学名はギリシャ神話のアキレスが使った野草に由来します。近年、切り花として白と赤の花がよく出回るようになりました。傷を治した伝承のとおり、消炎止血、抗菌作用を持ちます。また、胃炎や風邪、食欲不振にも用いられます。エッセンシャルオイルは「アズレンブルー」といわれる青色です。美容目的で、軟膏や植物油に希釈して用いられます。
ハーブ

ミルクシスル      (キク科)

【効き目】 抗酸化、細胞膜安定化、タンパク合成促進、肝硬変、脂肪肝、薬物性肝炎など フラボノイドの一種であるシリマリンが含まれ、古代ギリシャ時代から肝臓病の治療で使われていたとされます。肝臓を保護し、ダメージを受けた肝細胞のタンパク合成を促進することで修復を促します。タバコやお酒がすきな方への肝臓予防に用いられます。種をつぶしてハーブティーにしたり、炒って粉末状にしてクッキー作りにで使っても良いでしょう。
スポンサーリンク