イブニングプリムローズ (アカバナ科)
カキドオシ 【垣通し】
【効き目】腎臓病、糖尿病、胆石など4〜5月頃、淡い紫色の愛らしい花をつけるカキドオシは一般になじみ深い薬草です。茎が伸びて垣根を通り抜けるほど元気なので「垣通し」と呼ばれるようになりました。漢方では「連銭草」と名付けられて大切にされています。日本でも古くから子供の疳の虫を治す民間薬として使われ「疳取草」(かんとりそう)とも言われてます。
アシタバ 【明日葉】
【効き目】 高血圧、肝炎、腎炎、発がん予防などアシタバは、今日若葉を摘んでも明日にはもう新しい葉が伸びていると言うので「明日葉」と名付けられたそうです。それだけ逞しい、したたかな生命力をもっている野草です。セリ科の大型多年草で八丈島などの関東以南の温暖な海辺に生息します。
はじめに…
日本にはそれこそ100種を超える薬草や野草のお茶があります。いわゆる民間茶です。日本列島は世界に類をみない薬草列島なのです。どれも薬草とは思えぬ優しい味わいに驚きます。この島国の四季が育んできた各々の民間茶には深い味わいとともに驚くほどの薬効があります。「クスリをのむより伝統の薬草茶を飲みなさい」 これは、国際自然医学会会長、森下敬一博士のアドバイスです。