ツルナ 【蔓菜】
ハーブ
マジョラム (シソ科)
【効き目】鎮静、消炎、抗菌、肩こり、腰痛、筋肉痛、生理痛など古代ギリシャの時代から「幸せを呼ぶ」ハーブと呼ばれ、薬草として使われてきたマジョラム。心と体のこわばりをほぐし、温かく包み込む働きが期待できます。ストレスや不安、悲しみ、欲への執着などで乱れた心のバランスを整え、安定に導きます。肩こりや便秘、頭痛、腰痛などにはマジョラムを使ったマッサージオイルでケアを。
フランキンセンス (カンラン科)
【効き目】鎮静、収れん、呼吸器系機能調整、緊張、頭痛、生理痛、気管支炎などキリストが誕生した際、東方の三賢者がミルラと黄金とともにフラキンセンスを贈ったとされる話で知られています。古代エジプトでも使われていました。重厚感と品格を備えた神聖な香りは呼吸器系の調整にすぐれるとされます。浅くて早い呼吸を、深くゆっくりとしたリズムに導きます。美容面ではシワ対策に用いられ、女性に人気です。
ヒノキ (ヒノキ科)
ヒノキ (ヒノキ科)【効き目】抗菌、鎮静、緩和、緊張、集中力低下などヒノキを用いた建物は耐久性に優れています。これは材質的な硬さと優れた抗菌性を持つためです。エッセンシャルオイルは森林浴をイメージする香りでリラックスや気分転換に人気がありま...
パチュリ (シソ科)
【効き目】抗菌、抗真菌、抗炎症、防虫、ニキビや肌荒れ、ヘルペス、気力を消費する疲れなどパチュリはインドネシアのスマトラ島で栽培されてます。日本でも「藿香(かっこう)」の名で沈香や白檀と並び、お香で親しまれています。土のようなスモーキーさを連想する香りで、ブレンドのべースとして人気です。あたたかみのある香りで心の疲れを癒し、気持ちを大地に根付かせて落ち着きを取り戻します。
ティートゥリー (フトモモ科)
【効き目】抗菌、抗真菌、抗ウイルス、消炎、鎮静、菌などからの感染症、風邪などティートゥリーは、18世紀にイギリスの探検家であるキャプテン・クックによって、初めて世界に紹介されました。1925年には、オーストラリアのベンフォールド博士によって、ティートゥリーの効果が国際的に発表されました。その後、強力な抗菌力をもつと同時に、肌に対する刺激も少ない天然の消毒薬として世界中に知られるようになりました。
ゼラニウム (フウロソウ科)
【効き目】緩和、調整、心身の緊張やバランスの不調、ホルモンバランスの乱れなど産地によってエッセンシャルオイルの名前が変わります。最高品質のレユニオン島で作られたものは「ゼラニウム・ブルボン」、エジプト産は「ゼラニウム・エジブト」と呼ばれます。香料原料と美容分野でよく使われています。ホルモン分泌、皮脂分泌、心のバランスを整え、落ち込んだ気分を高揚を、緊張には落ち着きを与えてくれます。また、虫除けにも使われます。
ジュニパー (ヒノキ科)
【効き目】抗菌、鎮痛、利尿、むくみ、リウマチ、関節炎、痛風、ダイエットなど香りが特徴のジュニパーは、酢やアルコールに漬けて使うことができ、利尿と解毒効果が期待できます。また、ピクルスとして料理の彩りにも使えます。エッセンシャルオイルは抗菌力があり、リウマチや痛風、関節炎や筋肉痛の緩和にも用いられます。ジュニパーベリーは北半球の乾燥した地域で多く生息しており、ヒノキ科特有のツンとした青みのある香りを持つ常緑の針葉植物で、精油はその木の実(果球)から抽出されます。
ジャスミン (モクセイ科)
【効き目】高揚、ホルモン分泌調整、緊張、抑うつ、落ち込みなど中国やインドを原産とするジャスミンは、1kgの精油を得るためには1トンの花弁が必要なほど非常に貴重です。他にない濃厚な香りが特徴で、香料として古くから重宝されてきました。夜に強く香るため、深い陶酔感をもたらし恋や愛の世界に誘います。ジャスミンというと中国のお茶で広く浸透しています。
シトロネラ (イネ科)
【効き目】防虫、強壮、抗菌、虫除け、集中力低下など近年、アロマテラピー人気や天然素材人気もあり、よく目にするようになりました。レモンに似た柑橘系の香りを虫が嫌がるので、たくさんの虫除け製品に使われています。また、気分を上げてくれる働きもあり、集中力の低下を感じた時にも用いられます。比較的手頃な値段で入手でき、親しみやすい香りですが、刺激は強めです。
サンダルウッド (ビャクダン科)
【効き目】鎮静、利尿、抗菌、興奮、不安、むくみなど白檀といえば線香やお香の香りとイメージされるように、宗教儀式や瞑想で使われるハーブです。木の幹が香るので、彫り物や建材利用もされてきました。「精神」と「魂」に働きかけると言われるビャクダン科インドを原産とした寄生の常緑低木の植物ですビャクダン科の寄生の常緑低木植物(他の植物の根に寄生して育つ植物)で、黄色や紫色の花を咲かせます。