ウメボシ 【梅干し】
【効き目】
殺菌、整腸作用、胃ガン予防、動脈硬化予防など
日本の風土の中で育ったウメボシは、日本人の生理と自然に結びつき、大切に食されてきました。病気で何も食べれない時でも、おかゆにウメボシで元気になりました。ウメボシは殺菌、整腸作用が素晴らしい。感染症や食あたりの時、ウメボシを食べ続けると助けられる。旅先の水あたりでもウメボシを食べておくと害を受けない。夏の熱中症の予防、菌が活動する時期も、弁当に入れると菌の発生を止め、体内の疲労素も中和して、血液を浄化してくれます。胃ガンについて、1994年にWHO(世界保険機関)は、ヘリコバクター・ピロリ菌が確実な発ガン物質であると確定しました。日本人の場合60〜70%の人がこのピロリ菌に感染していると見られますが、ウメボシがピロリ菌のほとんどを死滅させることが解明されたそうです。ウメボシはクエン酸、リンゴ酸が多く、この強い酸味が唾液の分泌を即し、胃酸の分泌もよくし、腸の働きを助け、腸の有効菌を育てる。整腸とともにカルシウムの吸収を助けるので、全身の血行を即し浄化もする。また、ウメボシには動脈硬化を抑える作用もある。加工食品を多くとってる人の体には、添加物が多くたまり、有効菌が育ちにくい。公害の影響も少なくありません。しっかりと塩漬けしたシソ入りのウメボシは公害による毒を流し、有害な雑菌を殺してくれます。
ウメボシの健康効果
血液に期待できる効果
ウメボシに含まれるクエン酸が、酸性に傾いたドロドロの血液を弱酸アルカリ性に中和してくれると言われています。
脂肪がつきにくくなる
梅に含まれる「バニリン」が脂肪細胞の肥大や増加を防ぐとされています。ウメボシを温めるとバニリンの効果も上がると言われており、電子レンジで1分間温めると大体20%ほどのバニリンの効用を上げられると言われております。
食欲増進
ウメボシの酸味は、口に入れたときに唾液の分泌を促し食欲を増進してくれると言われています。
女性ホルモンの分泌促進
梅に含まれる「3,4-DHBA」という抗酸化成分が、卵子の老化や変性の原因の酸化ストレスから保護、女性ホルモンの分泌を促してくれるといわれてます。
インフルエンザウイルスの増殖抑制
梅エキスに含まれる「エポキシリオニレシノール」」は、インフルエンザウイルスなどを増やさないはたらきがあります。感染を予防したり、他の人への感染を防ぐ効果が見込まれます。
血糖値の上昇をゆるやかにする
梅に含まれる「オレアノール酸」が、糖質の消化吸収をおだやかにし、食後に血糖値が急に上がるのを防いでくれます。
食中毒菌の増殖を抑制
梅干しに含まれるクエン酸は、食中毒の原因となる菌が増えるのを抑えてくれます。昔からよく梅干しをお弁当に入れるのは、食中毒予防のためでもあります。 ※全ての食中毒菌に効果を発揮するわけではありません。
骨の健康
ウメボシに含まれるクエン酸には、骨を作るカルシウムの吸収を助けるはたらきがあるため、骨への健康に効果があると言われております。
胃炎・ピロリ菌の運動機能の抑制
梅に含まれる「梅リグナン」は、胃がんの原因となるヘリコバクター・ピロリ菌の運動を抑えるという研究結果が出ております。
整腸作用
梅エキスに含まれるカテキン酸は静菌作用があるといわれており、昔からコレラなどの伝染病予防に役立ってきました。 腹痛や下痢には、少量をなめるだけで効果があるといわれており、 腸の働きを整えるので便秘にも有効です。
また、ウメボシに含まれるクエン酸も成長作用があると言われています。
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※参考文献一覧
東城百合子、野草と野菜、三笠書房、2019、p147〜p148
熊兵の梅
https://www.kumaheinoume.co.jp/blog/ume-efficacy