5月3日の漢方養生♪

毎日漢方養生

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その効果一目瞭然!「似類補類(にるいほるい)」

漢方は、古代の人々の自然界との深いかかわりと経験から生まれた、生きる知恵ともいえます。それを象徴するもののひとつが、似類補類という考え方です。形や色、味、香り、生息している環境などが似ているものは、似ている部位を補うというもので、同物同治(どうぶつどうち)や象形薬理(しょうけいやくり)とも言います。たとえば、形で言うと、脳に似ているクルミは物忘れに、腎臓と似ている豆は腎臓病に良いと言われてます。色では、紅花やサフラン、牡丹、シャクヤクなどの赤い花は、婦人病などの血のトラブルに。目に見えない香りは、同様に目に見えない「気」のめぐりを促進します。生育環境では、木に寄生する霊芝や虫に寄生する冬虫科夏草(とうちゅうかそう)は、体にできた異物(寄生)、つまりがんの改善に。また、動物のレバーは肝臓を助け、鶏の皮は皮膚にうるおいを与えるなど、他の生き物の同じ部位も、この考えに基づき、補うとされます。すべてに当てはまるというわけではありませんが、科学的研究が進んだ現在、次々とその根拠が解明され、実に理にかなった考え方だったことがわかってきています。

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※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会

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