5月2日の漢方養生♪
毒が薬に?「トリカブトとケシ」
漢方では「薬三部之毒(くすりさんぶのどくあり)」と言って、薬には三分の毒があると言われています。春先には山菜と間違えてトリカブトを食べてしまい中毒を起こしたというニュースが聞かれることも。トリカブトは「炮附子(ほうぶし)」という生薬で、これはトリカブトの根っこについた子根を特殊な加熱をして毒性を弱めたもの。さらに、煎じるときも、他の漢方薬に比べて長めに煎じています。体を温める働きがあり、冷えがあるとき、ショック状態で体温が下がったときに使われ、温め効果から血のめぐりをよくするので、手のしびれなどにも応用されています。このほか、ケシも未成熟果実から取れる乳汁はアヘンとなり、成熟果実は加熱すれば下痢や長引くせきを和らげる薬となります。薬と毒は表裏一体というわけです。
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香詩乃
香詩乃
※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会