1月16日の漢方養生♪
下半身を温めるツボ「腎兪(じんゆ)」で腰痛もケア
空気は暖かいと上へ、冷たいと下へいく性質がありますが、人の体も実は同じです。漢方では「上熱下寒」といって、上半身に熱が、下半身に寒が集まりやすいと考えられています。特にこの季節は、足元はどうしても冷えるもの。意識して「頭寒足熱」を心がけることが大切です。下半身の冷え対策にいいツボが、五臓の腎の機能を高め、腰から下を温めてくれる腎兪(じんゆ)腎が元気になることで、体を冷やしてしまう余分な水分が正しく排出され、冷え取り効果が期待できるのです。下半身の冷えを取ることで、体全体の調子も整い、冷えからくる腰痛も改善されるでしょう。
【腎兪の探し方】
ウエストの高さで、背骨から左右それぞれ指2本分外の位置です。
【腎兪の押し方】
親指がツボの位置にくるように両手を腰に当て、押します。1回10秒を10回繰り返します。
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※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会