ベチバー (イネ科)
【効き目】
鎮静、強壮、皮膚弾力回復、抗菌、体循環促進、免疫力強化、抗真菌など
ベチバーはインドネシアなどを主な産地としたイネ科の植物で、草の丈は2mほどにも成長します。インドのタミール語で「掘り起こした根」から名前が由来し、この植物は根を深く網状に張り巡らせるため、田畑のあぜに植え、土留めに使われてきました。1年で根が2~4mにも到達すると言われます。また、根を織物として扇や敷物に使用されたり、すだれ等にも用いられ、生活の中にも活用されてきました。産地によって含有量が異なりますが、ベチバー特有のスモーキーで大地を感じされるベチベロールという成分が多く含まれているものが上質な精油とされています。
スモーキーな大地の香り
ベチバーはインドやスリランカでは、安静の油と呼ばれ、神経を鎮静させる効果があり、ストレスや緊張を和らげるのに効果を発揮します。また純化貴兄や免疫系を刺激し、体全体の活性化を促す作用もあります。肌にも有効でニキビにも役立ち、万能薬的存在です。サンダルウッドやフランキンセンスとともに、年を経るごとに香りが良くなります。ベチバーはイネ科の植物の一種ですが、他の種とは違って地下深くまで根を張るため、土壌の侵食を防いで安定させるために理想的な植物として栽培されてきました。そのリッチで深みのあるエキゾチックな香りは、香水の原料として幅広く利用されています。オイルトリートメントにもぴったりの、心を静め落ち着きを取り戻す香り。おやすみ前に足の裏に塗ると、心地よい眠りを誘い、健やかな毎日をサポートします。
ベチバーのストーリー
ベチバーは何世紀も前からインドでは使われていました。根は日除けとして吊り下げられていました。虫除けの効果もありました。外の熱気を冷まし、家の中では甘い香りが漂っていました。今はオリエンタル調の香りには欠かせない精油です。
植物の特徴
ベチバーは多年草で、草丈は2m程になります。細長い葉と、スポンジ状の根をもちます。精油は根茎からとれます。主な原産国はインド、タヒチ、ジャワ、ハイチ
ベチバーの効能
心への効能
熱を冷まし、滋養を与えてくれます。高まりすぎた気持ちを落ち着かせることで、再びやる気を起こさせてくれます。完璧主義で、どんなに行っても納得いかない人、早い成長を願うあまりに地に足がつかない場合に、等身大の自分を認め、それに合った成長ができるように促してくれます。
【メンタル】心をストレスから解放して、トラウマやショックから回復するのに重宝されています。よく眠れるようにもなります。不眠、極度の神経質、ストレス、感情の乱れ
体への効能
体には熱を冷まし、滋養を与え、高揚させる作用が基本になります。関節炎、リウマチ、湿疹などの炎症に用いることができます。食欲不振、体重の減少、貧血などにもよく効きます。内分泌系の不調にも作用し、月経前症候群や更年期障害にも効果的です。精神面が原因による胃腸の不調にも効果的です。抗うつ作用、抗感染作用、抗、真菌作用、防虫作用、抗リウマチ作用、鎮經作用、鎮静作用、引赤作用、安眠作用、消化促進作用、通経作用、肝臓機能促進作用、免疫強壮作用、膵臓機能促進作用、細胞活性化作用、静脈強壮作用、強壮作用
肌への効能
肌には、乾燥を防いだり抗炎症の作用があります。乾燥し潤いがない肌をみずみずしくさせてくれます。鎮静作用、抗炎症作用
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