ツワブキ 【石蕗】

薬草・野草

ツワブキ    【石蕗】


【効き目】
腫れもの、吹き出もの、火傷、湿疹の改善、虫刺され、魚の中毒の毒消しなど

「フキ」に似た葉で緑が濃くツヤがあり厚ぼったい、葉の裏には綿毛がありますが成長すると見られなくなります。北海道、北東北にはありませんが、暖地や海岸、山などに自生して秋にはキクのような花が咲きます。ツヤがある葉も花も美しいので庭に植えて観賞用としても良い。そして庭に植えておくと思いがけないほど人助けをしてくれる薬草です。殖やし方は株分けが一番良いですが種を撒いて放っておいても丈夫で簡単に育ちます。食用にしても胃腸によく便通を整え毒素を流してくれて大変貴重な植物です。ツワブキの葉を火であぶって柔らかくして、冷えてから
患部に貼ると、腫れもの、火傷、湿疹、肩こり、乳の腫れ、ひょうそ、(化膿による炎症)、打ち身などに大効があります。

ツワブキの期待される効能・効果

細胞の老化や血栓の発生を防ぐ働きがあると言われています。また、便秘を改善したり、抗菌の働きもあると考えられています。その他、高血圧や動脈硬化の予防にも有用とされます。含有される成分では、食物繊維のほか、ヘキセナール、カリウム、ビタミンCなどがあります。食物繊維は、有害物質やコレステロール、糖類などの吸収を腸管において邪魔する働きがあると考えられているため、癌や動脈硬化、糖尿病の予防に有用とされます。また、コレステロールを減少させる働きもあると言われており、これは胆汁酸分泌を促進したり、その生成を促す働きがあると考えられているためです。更に腸内環境を調節する作用があり、善玉菌を増やすと共に排便量を増加させる働きがあるとされます。ヘキセナールは高い抗菌作用があることで知られており、生体をウイルスの攻撃から保護すると言われています。尚、石蕗は、古くから民間療法の領域で使われてきた植物であり、下痢や食あたり、筋肉痛、できもの、虫刺され、切り傷、打撲などの症状に適用されてきた経緯があります。

ツワブキ茶に含まれる成分の効能

カリウム

カリウムはミネラルの一つで、体内のナトリウムと作用するため無くてはならない栄養素の一つです。カリウムには利尿作用があり、体内にたまった余分な水分やナトリウムを排出する働きがあることからむくみの改善や、血圧を下げる効果が期待されます。

食物繊維

食物繊維は体内で吸収されず、大腸まで届く成分です。
体内の余分な老廃物を排出したり、腸内を整える働きがるため、便秘の解消にも効果的です。また植物繊維は体内で水分を吸収し膨らむ不溶性で少量で満腹感が得られる上にカロリーが低いことからことからダイエットにも向いています。

ビタミンC

ビタミンCには、シミやそばかすの原因となるメラミンを抑える働きがあることから、肌トラブルの解消に役立ちます。また免疫力を高める働きがあることから、風邪などの予防や疲労回復に役立ちます。ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない成分です。ビタミンCがコラーゲンの生成を助けることで骨粗しょう症予防や関節を健康に保つのに役立ちます。

ヘキセナール

ヘキセナールには、強い抗菌作用があり体内にウイルスが繁殖するのを防
ぐ効働きがあるため風邪などの予防に役立ちます。ヘキセナールの強い抗菌作用よって食あたりや下痢などを防ぐ効果が期待されます。

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※参考文献一覧

東城百合子、野草と野菜、三笠書房、2019、p44
GAROP
https://garop.jp/c3/yasai/tuwabuki-2.htm

journee
https://journee-agreable.com/tuwabukitya-708

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