パイン (マツ科)
【効き目】
抗菌、鎮痛、抗炎症、覚醒など
パインの針状の葉は古代から治療特性が認められ、肺の感染症の治療や消毒などに役立っていました。その他、神経疲労やリウマチの治療に使われたり、アメリカの先住民は虫除けに使っていました。パインはエッセンシャルオイルの中でも生産量が多く、現在は、殺菌剤、洗浄剤、殺虫際、塗料、製紙工業に利用され、とくに入浴剤やソープなどの香料にも使われています。
パインの特徴
スコッチパインは毯果をつけるマツ科の針葉樹で、原産はイギリスですが、ヨーロッパからシベリアにかけてのユーラシア大陸北部からアジ ア北部に広く分布しているため、それぞれの国で異なる名で呼ばれており、「レッド パイン」「シベリアパイン」「ノルウェーパイン」など様々な名称で呼ばれています。日本では「オウシュウアカマツ」の名で知られています。また、マツの針葉(ニードル)から採油されているため、針葉以外の部位から採油された精油と区別するために「パイン・ニードル」とも呼ばれいます。パイン精油はほとんどがモノテルペンという成分で構成されており、呼吸器の不調に効果的だと言われています。パイン精油には沢山の種類がありますが、一番使いやすく一般的なものはこのスコッチパインと言われるものです。
パインの効果・効能
*神経強壮・刺激 *森林浴 *鎮静など
疲れて心が落ち込んだり、頭がすっきりしないときなどに、リフレッシュして元気・活力をを与えてくれます。また、森林浴のようなヒーリング効果も期待できるので、空間に香りを広げると、呼吸を深くし、心を優しく癒してくれるでしょう。
*抗炎症 *強壮*鎮痛 *血行促進など
抗炎症・強壮作用でのどの痛みや鼻つまりなど呼吸器系の不調にも効果的といわれています。また、体を温め血行促進・代謝を高めてくれるので、お風呂タイムやマッサージなどでの使用もおすすめです。
*抗菌・抗ウイルス*森林浴 *防虫など
アロマディフューザーやアロマスプレーで空間に芳香させる事で、お部屋内の感染対策や、森林浴気分を楽しむのもおすすめです。また、ティッシュやコットンに含ませタンスに入れる事で衣類の防虫にも活用できます。
パイン精油おすすめの使い方
・お部屋の感染対策に、マスクの外側に、浴室内でのリフレッシュに
リビングや浴室内などの空間に香りを拡散させたり、マスクの外側や、手持ちのハンカチなどにスプレーすることで、リフレッシュ、鼻つまりの解消、感染対策にも。(*アロマスプレーは湯船に吹きかけず、浴室空間に香りを広げる感覚でお使いください)
・アロマバスやマッサージに
植物油(ベースオイル)やバスソルトで精油を希釈してお風呂に入れて入浴したり、トリートメントとしてマッサージに。(敏感肌の方は濃度を低くして使用すると良いでしょう)
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※参考文献一覧
くらしとアロマ
https://aromicstyle.com/blog/column/%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%B3%E7%B2%BE%E6%B2%B9%E3%81%AE%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%83%BB%E5%8A%B9%E8%83%BD/