薬草・野草

ハーブ

ダンデライオン     (キク科)

【効き目】強肝、利胆、緩下、催乳、肝臓や胆のうの不調、便秘、消化不良、リウマチなど「ダンデライオンルート」とも呼ばれ焙煎したものとしてないものが流通してます。妊婦さんが飲めるたんぽぽコーヒーは、焙煎したもので、ノンカフェインで安心して飲むことができます。母乳の出を良くしたり、妊娠中になりやすい便秘を解消したりします。消化不良やリウマチにも用いられます。苦味を持つものは肝臓や胆のうを強化します。西洋タンポポは、キク科に属するたんぽぽの一種で、別名ダンデライオンと呼ばれます。
ハーブ

月桃  【げっとう】  (ショウガ科)

月桃 【げっとう】  (ショウガ科) 和名 サンニン【効き目】鎮静、鎮痙、抗菌、抗不安、心身の緊張、不安、不眠、抑うつ、生理前症候群など月桃とは、ショウガ科ハナショウガ属(アルピニア属)の多年草です。原産地は東南アジアで、常緑多年草に分類さ...
アロマ

ジャーマンカモミール     (キク科)

【効き目】鎮静、消炎、鎮痙、駆風、胃炎、胃潰瘍、生理痛、頭痛、緊張性の軽度の不眠などイギリスの童話『ピーターラビット」で、興奮して寝付けないピーターにお母さんがカミツレ草のお茶を入れて飲ませるシーンが描かれます。このカミツレ草がジャーマンカモミールです。青りんこのような香りはリラックス効果をもたらし、小さな子どもにも比較的安全なことから、使い勝手のよいハーブです。飲みやすいこともあり、ハーブティーによくブレンドされ、世界中で愛されています。アレルギーの緩和やストレス性の痛みや不安を鎮めてくれます。
薬草・野草

ヤマイモ         【山芋】

【効き目】消化促進、糖尿病の改善、強精などヤマイモの体力強化、病気予防効果は古くから知られていて、平安時代の医術書として今なお有名な『医心方』には、「ヤマイモを食べると気力を増し、五臓を充実させる。その結果、病を防ぎ、体も軽くなって寿命を伸ばす」と書かれている。また、正月の松の内にヤマイモをすりおろしたとろろを食べると、中風にかからないと昔から言われてきました。餅の食べ過ぎの害を抑えるための知恵と思われます。
薬草・野草

フキノトウ   【蕗の薹】  (キク科)

【効き目】健胃、健肝、去痰、解熱など残雪の下から顔を出し、一番早く春を告げる山の幸です。全国各地に自生していますが、香りと苦味は寒冷地のものほど強いようです。市場で出回っているものは、栽培品種が多く香りは少ない。「春の血には苦味をとれ」といわれるように、春は食べ物の苦味で肝臓の働きを助けて毒消しをする時期。冬の間に体内に溜まった老廃物を外に出すフキノトウの働きは大きい。
薬草・野草

ソバ       【蕎麦】

効き目】高血圧、動脈硬化、ガンの予防などソバの白い花が美しく咲くさまは、詩にも詠まれています。高冷な産地の石ころ混じりの荒地ほど美しいソバができると言われてます。雑草性のたくましさが、そのまま食べる人のバイタリティになります。ソバの粉はタンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、ルチンが多く、栄養価に富んで消化に優れているので、病人や虚弱者にも良い。また、このルチンは毛細血管がもろく破れやすくなるのを防ぎ、高血圧、動脈硬化などにも有効。便通をよくするし、血液浄化もするので何よりの健康食品。
薬草・野草

ハトムギ 【鳩麦】(イネ科・ジュズダマ科)

【効き目】イボとり、神経痛、リウマチ、糖尿病の改善、美肌、むくみ、高血圧、抗アレルギーなどハトムギは数珠玉に似ています。雑草のように強く育ち、収穫量の非常に多い穀物です。古くから中国や日本では日常として手軽に利用されてきた食品です。昔からイボとりの妙薬としても知られ、ハトムギ粉に少しお湯を加え丸めてイボに貼っておけば、一週間ほどで取れます。イボは上皮細胞が増殖したもので、ガン腫と同類だともいう。体質が悪化すると、ただのイボがガン腫に増殖しやすくなります。だから、イボにいいならガンにも有効なのは不思議なことではないでしょう。
薬草・野草

シソ            【紫蘇】

【効き目】貧血解消、咳止め、吹き出物、抜け毛の予防などシソは薬効の多い植物です。緑色と赤紫色とがあり薬味や刺身のつま、梅干しの色付けなどシソの葉が利用されることが多いですが、添え物にして食べないのは非常にもったいない。独特の香りを出す香気のベリルアルデヒドという非常に強い防腐力をもっています。中毒かと思ったらシソの葉をすりつぶし、ガーゼでしぼった汁を盃一杯飲むと良い。またこの防腐力が腸内の腐敗を防ぎ、血液きれいにして造血を助け貧血を治します。血の巡りを活発にし頭の回転も良くする。
薬草・野草

ヨモギ 【蓬】 (キク科)

【効き目】血液浄化、健胃、健肝、貧血、高血圧、便秘の改善、冷え性、美肌などヨモギは大変強い野草で日本全国の山野、道端、どこでも生えます。昔から万病のクスリとして知られ漢方でもほとんどの病気の調合に使われるほど薬効の大きい野草です。早春、若い葉を採って乾燥させ臼に入れてつき、それをふるいにかけてカスを除き、綿のようにしたものをモグサといいます。これをお灸に使うと驚くような効果があり昔からお灸の材料として利用されてきました。
薬草・野草

ユリ根    【百合根】

【効き目】滋養強壮、利尿、鎮痛、精神安定など冬になると茶碗蒸しや、かぶら蒸しなどの温かさ恋しくなります。この蒸し物に欠かせない具にユリ根があります。良質のデンプン、タンパク質、ビタミン、ミネラルを含む滋養強壮食品です。また、古くから漢方薬の「百合(ひゃくごう)」としても使われています。
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