野菜・その他

野菜・その他

ゲンマイ           【玄米】

【効き目】健康全般、毒素排出などゲンマイの果皮と種皮は、脂肪、タンパク質、セルロース(繊維質)などの大切な成分を含んでいます。特にセルロースは、それ自体では消化しにくい成分ですが、他の食べ物の消化吸収を助け、腸の動きを促進し、便秘を解消します。しかも、セルロースの一部は、腸内細菌の作用を受け、ビタミンB1、ビタミンB2,ビタミン B12などに生合成される効果があり、整腸作用を助け病気を予防する。特にガンの予防、治療に大きな役割を果たす。
野菜・その他

レンコン          【蓮根】

【効き目】気管支炎、喘息の改善、喀血、胃腸出血、子宮出血を止めるなどレンコンは細胞を活気づけ、底力を増強する大切な野菜です。また、気管支炎、喘息の助けになります。ことにレンコンの節は大切で、自然食品店では「コーレン(香蓮)」として売っています。捨てないで、ミジン切りにして、味噌汁などに入れて食べましょう。喀血、子宮出血、胃腸の出血には、「救急療法」として有効です。
野菜・その他

ラッキョウ            【辣韭】

【効き目】整腸作用、冷え性、生理痛、神経過敏、心臓病の改善などラッキョウは梅やニンニク同様の薬効植物です。むしろニンニク以上の薬効です。ウメボシとともに血液浄化をしてくれる大切な食品の一つでもあります。日本人にはラッキョウが体質に合うものとして、昔から大切にされてきました。奇病、疫病の流行時には、昔はラッキョウ漬けを食べると難を避けるといわれたほど。ミネラル、酵素が多く、整腸、毒下しをして新陳代謝を助けるのです。腸の汚れは吸収力を弱め、血液を汚すため、肝臓、腎臓にブレーキをかけてしまう。
野菜・その他

ラッカセイ         【落花生】

【効き目】貧血、冷え性の改善、強肝などナッツ類の中でも一番なじみの深いものはラッカセイ(ピーナッツ)でしょう。ひとつかみでご飯2杯分のカロリーがあり、栄養価が高く栄養バランスのとれた食品といわれています。ラッカセイの約半分脂肪ですが、コレステロールは含まれておらず、脂肪の約8割が不飽和脂肪酸です。ナッツ類を食べる人に長寿者が多いといわれるのも、この不飽和脂肪酸のリノール酸やオレイン酸、αリノレン酸がバランスよく含まれているのに加えて、ビタミンEが血中のコレステロールを下げる働きをするため動脈効果などの成人病にかかることが少ないからでしょう。
果実

ユズ    【柚子】  (ミカン科)

【効き目】血行促進、発汗、風邪予防、胃腸病、リウマチ、神経痛、冷え性の改善など柑橘系のさわやかな香りと、ほのかな苦味が特徴のユズ。 ユズは飛鳥時代前後に中国から渡来して日本に普及されたといわれており、古くから日本人に愛されている常緑香酸柑橘類です。冬至にはユズ湯に入る習慣も江戸時代には生まれていたそうです。
薬草・野草

ヤマイモ         【山芋】

【効き目】消化促進、糖尿病の改善、強精などヤマイモの体力強化、病気予防効果は古くから知られていて、平安時代の医術書として今なお有名な『医心方』には、「ヤマイモを食べると気力を増し、五臓を充実させる。その結果、病を防ぎ、体も軽くなって寿命を伸ばす」と書かれている。また、正月の松の内にヤマイモをすりおろしたとろろを食べると、中風にかからないと昔から言われてきました。餅の食べ過ぎの害を抑えるための知恵と思われます。
薬草・野草

フキノトウ   【蕗の薹】  (キク科)

【効き目】健胃、健肝、去痰、解熱など残雪の下から顔を出し、一番早く春を告げる山の幸です。全国各地に自生していますが、香りと苦味は寒冷地のものほど強いようです。市場で出回っているものは、栽培品種が多く香りは少ない。「春の血には苦味をとれ」といわれるように、春は食べ物の苦味で肝臓の働きを助けて毒消しをする時期。冬の間に体内に溜まった老廃物を外に出すフキノトウの働きは大きい。
ハーブ

パセリ 【和蘭芹】  (セリ科)

【効き目】眼病、歯槽膿漏の改善、動脈硬化、脳卒中の予防など古代ギリシャ、ローマでは、パセリは食中毒のクスリとして使われていたという。この特有の強い香気は、ピネン、アピオールという精油成分で、このおかげでパセリの葉には虫がつきにくい。また、腸内でも有害なバクテリアが繁殖しにくい。葉緑素も多く含まれていて、血液中の酸素成分と結びついて解毒する働きもある。
野菜・その他

ニンニク            【大蒜】

【効き目】疲労回復、血液循環、消化吸収、ホルモン分泌の促進などニンニクは、疲労回復の特効薬として、また精力がつく食品として昔から知られています。①毛細血管を広げ、血液循環をよくし活力を高める。②消化を助け胃腸の活動をささえる。③ホルモンの分泌を助ける。④寄生虫駆除や強力な殺菌作用がある。⑤ビタミンB類の吸収をよくし、細胞を元気づけ、全身の気力を増すという薬効に富んでいます。しかし、強烈な臭いは好きな人もいますが、たいてい敬遠されます。臭みを抜くためには、熱を加えると臭気をつくる分解酵素も飛び、薬効も変わりません。
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ニンジン        【人参】

【効き目】   強肝、胃潰瘍、ガン予防、目の疲れ、喘息、冷え性改善などニンジンは昔から野菜の王様といわれ、ニンジン好きな人は丈夫だと言われています。志摩半島の海女は昔からの伝統食を食べ、酸素マスクなしで海に長くもぐりますが、特にニンジンを食べると海に潜った時に力がでるといいます。肝臓が強化されるからでしょう。長寿研究の近藤正二博士は、全国各地を歩いて調査した結果、岩手県の二つの村でニンジンを食べるか食べないかの違いだけで、一方、長寿村、一方は短命村になっていたといいます。
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