果実

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なし   【梨】

【効き目】せき、痰、のどの渇き、二日酔いなど肺をうるおし、せきや痰、胸のつかえなどを鎮めます。また、口の渇きを癒します。体の熱を冷まして、ほてりを鎮めてくれるので、熱中症の予防効果も期待できます。薬膳では、アルコールを解毒する作用もあるとされるため、二日酔いの改善に良いでしょう。ソルビートルという糖アルコールを含んでいます。口に含むとスーッとした冷感があります。
果実

すもも 【李】

【効き目】排尿異常、のどの渇き、高血圧、むくみ、頭痛、めまい、イライラ、不眠、便秘、目の充血など体にうるおいを与え、水分代謝を調整し、排尿を正常化するので排尿異常、高血圧、むくみ、のどの渇きなどを改善します。体にこもった熱を冷まして、肝の高ぶりを鎮めることから頭痛、めまい、目の充血、イライラ、不眠などにも有効です。また、便通改善にもよいとされます。クエン酸などの酸味成分が疲労回復に役立ち、β-カロテンや鉄分、葉酸が貧血や月経不順を改善します。プラム(すもも)は、バラ科スモモ属の木になる果実です。
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すいか  【西瓜】

【効き目】ほてり、イライラ、口・のどの渇き、口内炎、目の充血、むくみ、排尿障害など夏の食材の代表選手ともいうべきスイカ。熱を冷まし暑気を払う効果があります。口やのどの渇きを鎮める作用もあり、熱中症予防に上半身のほてりを取る良い食材です。高い利尿作用があり、排尿障害などの治療に用いられます。体内の余分な水分を排出するカリウムに加え、尿を生成するシトルリンとアルギニンというアミノ酸を含み、利尿作用にすぐれています。
果実

キウイフルーツ【彌猴桃】

【効き目】ほてり、イライラ、更年期症候群、食欲不振、消化不良、吐き気、頻尿など中国原産ですが、20世紀になってニュージーランドで果物として育成されました。体の熱を冷まし、ほてりやのぼせを鎮めます。イライラなどの更年期症候群にも効果があります。また、胃腸の働きを助け、消化不良や吐き気なども改善します。
果実

いちじく 【無花果】

【効き目】せき、声がれ、便秘、痔、乾燥肌、ドライアイ、食欲不振、口の渇き、下痢など乾燥した体をうるおし、ドライアイや口の渇きを緩和します。特にのどや肺へ作用し、のどの炎症、しゃがれ声、からせきに効果的です。解毒作用も高く、痔やおできなどに良いでしょう。食欲不振、下痢、便秘など、夏に起こりがちな胃腸炎にも良いです。水溶性食物繊維のペクチンや不溶性食物繊維が含まれ、便秘を改善します。
果実

アボカド   【鰐梨】

【効き目】体力低下、疲労、便秘、高血圧など原産国の中南米では「生命の源」と言われていますが、漢方でも気・血を補い、元気をつける食材。体が弱ってるときの栄養補給や疲労回復に最適です。便通を改善する効果もあります。豊富なビタミンEは、悪玉コレステロールを減らし、善玉を増やします。カリウムを多く含み、かう血圧にも有効です。
果実

さくらんぼ 【桜桃】

【効き目】食欲不振、胃弱、冷え症、関節痛、筋肉痛、シミ、しわ、むくみ、疲労など気を補う働きがあり、元気がない、気力が出ない、疲れやすいなどのときに向きます。脾の動きをよくして、湿を取り除くので、梅雨に起こりがちな手足のしびれ、むくみ、関節痛、筋肉痛やこわばりの緩和に有効。体を温める作用もあり、冷え症の人におすすめです。さくらんぼ(cherry)は、バラ科サクラ属の植物である実桜(みざくら)の果実です。桜桃(おうとう)とも呼ばれます。さくらんぼの語源は、桜の実を意味する「桜ん坊(さくらんぼう)」だと言われています。
ハーブ

ラズベリーリーフ     (バラ科)

【効き目】鎮静、鎮痙、収れん、美白、出産準備、生理痛、生理前症候群、口腔粘膜の炎症などノンカフェインということもあり、出産前の女性のために、お守りのように使われているハーブです。子宮や骨盤周辺の筋肉を調整する働きがあるので、出産準備や生理痛、生理前症候群にも効果があります。ほかにも、扁桃炎や風邪、下痢に悩む人に処方されたり、外傷や結膜炎の人に外用として用いられます。
果実

いちご       【苺】

【効き目】口の乾き、からせき、のどの痛み、食欲不振、消化不良、便秘、シミなど喉をうるおし、から咳を鎮めます。体にこもった余分な熱を冷まします。体をうるおす作用のほかに気の巡りをよくする働きもあります。胃の働きを高め、食欲不振や消化不良、便秘を緩和します。ビタミンCが豊富で、風邪予防やシミ、シワを予防するなど美肌に効果的です。むし歯予防に良いとされるキシリトールも多く含まれます。
アロマ

レモン         (ミカン科)

【効き目】中枢神経系機能亢進、免疫賦活、認知対策、集中力低下、食欲不振などレモンのエッセンシャルオイルは果皮を圧搾して採られます。手ごろな価格で入手できます。年代や性別を問わず人気の香りで、とくに午前中の利用が効果的です。心身を元気に向かわせ、脳や免疫力を活性化しながら気分を高めてくれます。認知症対策のエッセンシャルオイルとして、ローズマリーとセットで午前中に活用するのがおすすめです。
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