カボチャ 【南瓜】
【効き目】
糖尿病、虚弱体質の改善、健脳など
冬至にカボチャを食べれば風邪を引かないと昔から言われてきたように栄養価の高い野菜です。黄色い色素はカロテンでビタミンAに変わり肝臓を助ける。黄色い濃いものほど免疫力を高めるカロテンが多く栄養内容も豊かです。また、含まれているビタミンCは血管を柔らかくする。このビタミンCは煮ても壊れないから、生野菜の変わりもしてくれます。解毒作用を盛んにする作用があります。種はグルタミン酸が多く、脳育を助け胎児の細胞に大きな力となる。またカボチャは糖尿病の特効食品。アズキと昆布とカボチャの煮合わせなどが良いでしょう。膵臓の働きも助けインスリンというホルモンの分泌も助け全身に活力を与えます。ミネラル、ビタミンも豊富で虚弱体質や病人にも大切な食品です。皮には葉緑素があるので皮つきのまま利用しましょう。
カボチャで得られる効果・効能
免疫力のアップ
カボチャに多く含まれるβ-カロテンは体内で「ビタミンA」として働きます。
ビタミンAは、皮膚や粘膜を強化しバリアする働きをします。そのため外部からの細菌やウィルスの侵入を防ぎ、風邪予防にも効果が期待できます。
ほかにビタミンAには、歯や骨、爪の健康を保ち、体の機能を維持する重要な役割もあります。
抗酸化作用
カボチャに含まれるβ-カロテンやビタミンEは強い抗酸化作用があります。
「抗酸化作用」には、体のサビや老化の原因となる「活性酸素」を取り除く働きがあります。活性酸素が増えすぎると、細胞が傷ついたり過酸化脂質が生じ老化の原因につながります。ほかにもがんや動脈硬化などの病気を引き起こす原因になることがあります。カボチャに含まれる強い抗酸化作用によって細胞を修復したり活性酸素を抑制することが期待できます。
美肌効果
カボチャに多く含まれるビタミン類の中でも「ビタミンC」と「ビタミンE」は美肌に効果があるといわれています。体内で作られるコラーゲンの結合を強めてくれるのがビタミンCです。強化されたコラーゲンは、肌のハリや弾力を維持し皮膚を健康的に保ちます。ビタミンEは「若返りのビタミン」ともいわれ、いま注目されている栄養素です。新陳代謝を促して、老化の原因となるシミやそばかすの生成を抑えアンチエイジングにも期待されています。さらにビタミンEには、血液を全身へとスムーズに運ぶ作用もあります。血管を広げたり、赤血球を変形させて体のすみずみまで血液を届けます。血流が改善されることにより、血行が良くなり肌のくすみの予防も期待できます。
むくみの改善
カボチャに含まれるカリウムがむくみの改善に役立ちます。
体内の余分な塩分と水分を排出する働きがあり、水分代謝を活発にします。
とくに、種の部分にカリウムが多く含まれているといわれています。
便秘の改善
カボチャには多くの食物繊維が含まれています。この食物繊維が腸内の蠕動(ぜんどう)運動を活発にし、便を出しやすくします。食物繊維は食べ過ぎても、逆に便秘が悪化する場合があります。しかし、カボチャに含まれる食物繊維は「水溶性」と「不溶性」のバランスが良く、腸内環境を整えます。便秘の改善には、カボチャの食物繊維を積極的に摂取するのがおすすめです
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※参考文献一覧
東城百合子、野草と野菜、三笠書房、2019、p76
健逹ねっと
https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/health-care/30604