長ネギ　　（長葱）【効き目】血液浄化、発汗、利尿作用、胃腸病、冷え性、むくみの改善など

長ネギ　　【長葱】

野菜・その他

2023.09.272023.10.10

長ネギ　　【長葱】
ネギの栄養と効果効能
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長ネギ　　【長葱】

【効き目】
血液浄化、発汗、利尿作用、胃腸病、冷え性、むくみの改善など

東日本では白い部分が多い「根深ネギ（白ネギ）」西日本では主に緑の部分を食べる「葉ネギ」が一般的です。他に、香りが強いネギ、小ネギ、軟らかいネギ、太ネギ、甘味の強いネギなど、全国に多くの伝統品種が作られています。原産地はモンゴルあたりの平原とかシベリアの極寒の地ともいわれてる。極寒の地の野菜であることにより大きな耐寒力がある。この体を温める作用は、内臓の働きを盛んにし、血液浄化をよくするから、基礎体力を増強しスタミナ強化をします。発汗、利尿も促され痰の排出も促進されるので、体内の余分な水分や過剰なタンパク質性老廃物も速やかに排出します。それにより血液は浄化され、新陳代謝は盛んになる。このためネギを常食していると、胃腸炎、冷え性、むくみが治り、不感症、陰萎も解消して脱毛予防にも役立つ。緑色の部分にはビタミンAやミネラルが多く含まれています。さらに緑の葉の内側にあるぬめりは、免疫力を高めてくれます。

ネギの栄養と効果効能

血行を促進して体を温める

長ネギには、体温を高めて血行を促進させる作用があるといわれています。白い部分に多く含まれている「硫化アリル（アリシン）」という、ツンとした独特の香りや辛味のもととなる成分のおかげです。硫化アリルは、とくに手指や足指といった体の末端部分の血行をよくする作用があります。冷え性の方にぴったりですね。また、体を温めて発汗を促してくれるため、風邪の症状を和らげるはたらきがあるといわれていますよ。

高血圧の予防につながる

長ネギの葉の部分には、血圧低下につながる栄養素である「カリウム」が豊富です。カリウムはナトリウムの再吸収を抑え、体外へ排泄するのを促すはたらきがあります。そのため、血圧を下げることが期待できますよ。長ネギの香り成分である「硫化アリル」も血圧上昇の慢性化対策に役立つといわれています。血流を促して、血の塊ができにくいようにするはたらきがあるためです。

免疫を活性化して免疫力を高める

「長ネギは風邪に効く」というイメージがありますが、実際に長ネギの葉の部分に含まれるβ-カロテンには、免疫を高めるはたらきがあるといわれています。太い長ネギの青い葉のなかによく見られる、ヌルヌルとした粘液部分にも注目です。長ネギの粘液に含まれる成分に、免疫を活性化するはたらきがあるという実験結果が報告されています。加熱調理した長ネギでも同じはたらきが期待できるそうですよ。

食べたものを効率よくエネルギーに

食事からとった糖質をエネルギーに変えるには、「ビタミンB1」が必要です。長ネギの香り成分である「硫化アリル」は、ビタミンB1の吸収をサポートします。
さらに、硫化アリルはビタミンB1と結びついて体内に長くとどまらせるため、ビタミンB1の作用が長続きしますよ。糖質を多く含むメニューとの食べ合わせがよい食材です。

肌荒れを予防して健やかな肌を作る

長ネギに含まれるビタミンCは、肌のコラーゲン合成に欠かせない栄養素です。シミやシワの対策に役立ち、傷ややけどを早く治す作用があるといわれています。健やかな肌を保つために積極的にとりましょう。長ネギのなかでも、とくに青い葉の部分にビタミンCが多く含まれています。長ネギは青い部分と白い部分では含まれている栄養成分が異なるので、期待するはたらきに合わせて使い分けるのがおすすめです。