ハーブ

山椒          (ミカン科)

【効き目】消化機能促進、抗菌、抗真菌、駆虫、防虫、食欲不振、消化不良など代表的な利用方法は和食料理です。うなぎ料理では実を砕いて風味付けに使います。竹の子料理では、葉を手の平で軽く叩いて香りを出します。その他、京都のお土産でおなじみの、ちりめん山椒の材料としても使われます。サンショオールという有効成分は、胃の働きを助けます。独特の風味は発汗を促し、代謝を上げます。
ハーブ

オレガノ             (シソ科)

【効き目】消化機能促進、去痰、駆風、食欲不振などヨーロッパからアジア東部にかけて分布する多年草(毎年育つ草花)。抗菌力が強く、消化促進・発汗作用・殺菌などに効果があるとされ、地中海沿岸ではギリシア・ローマ時代から薬用として利用されてきました。食材としての利用の方が多く、独特の風味はトマト、チーズなどと相性がよく、イタリア料理やメキシコ料理で活躍するハーブの一つとなっています。
ハーブ

アニス                  (セリ科)

【効き目】消化機能促進、去痰、駆風、食欲不振などアニスシードの名前でスパイスとして活用されます。独特の甘い香りは、フェンネルと同じアネトールという精油成分に由来します。清涼感があり、歯磨きなどのオーラルケアにも利用されてきました。胃腸の働きを良くすると考えられており、食後のデザートに取り入れるのもおすすめです。エッセンショルオイルは刺激が強いので利用には注意が必要です。
アロマ

ローズマリー        (シソ科)

【効き目】抗酸化、消化機能亢進、血行促進、美容、食欲不振、消化不良、リウマチ、関節炎、冷え、肩こりなどローズマリーは、シソ科マンネンロウ属の植物で、ハーブの中でも1、2を争うほど、美しい花を咲かせることで知られています。ローズマリー(rosemary)という名前は、ラテン語のros marinus(海のしずく)を意味しており、海岸にごく近い所に育つことに由来します。ローズマリーは60㎝~150㎝の高さに育つ灌木です。
アロマ

タイム                   (シソ科)

【効き目】抗菌、去痰、鎮痙、気管支炎、上気道カタル、消化不良などタイムは、シソ科の多年草でハーブの一種です。タイムという名前の由来には諸説ありますが、ギリシャ語で“勇気”を表す語が語源になっていることもあり、タイムは古くから、勇気や力の象徴とされてきました。中世イングランドでは、女主人からもらったスカーフに、騎士たちが勇敢さを表すためにタイムとミツバチの刺繍を施したそうです。
ハーブ

コリアンダー        (セリ科)

【効き目】健胃、駆風、鎮静、消化不良、食欲減退、お腹の張り、デトックス、美容などコリアンダーは、地中海沿岸部を原産地とするセリ科の植物です。高さは60~120cmほどであり、光沢のある緑色の葉は成長するとともに裂けて羽のようになります。また、初夏には淡い紅色や白色の花を咲かせます。コリアンダーの生の葉や未成熟の実には独特の強い香りがあり、その臭いはカメムシや南京虫にも例えられ、コリアンダーの語源にも「koris(虫)」という言葉が含まれています。
ハーブ

ローズヒップ     (バラ科)

ローズヒップ (バラ科)和名 ドックローズ【効き目】ビタミンCの補給、緩下、風邪予防、便秘などローズヒップはビタミンCを多く含み、その量はレモンの20〜40倍に相当します。感染症や炎症時の回復期にはビタミンCを必要とするため、インフルエンザ...
ハーブ

レモンバーム        (シソ科)

【効き目】鎮静、鎮痙、抗菌、抗ウイルス、緊張性の胃腸障害、不安、不眠、偏頭痛、神経痛などレモンバームは飲みやすい香りと味で、ハーブティーのブレンドにおすすめです。香りの強さの割に葉に含まれる精油成分が非常に少ないため、エッセンシャルオイルのメリッサは高価になります。パニックや興奮を鎮めてくれるので不眠などにも活用されます。ヘルペスウイルスに効果が確認されるほどの強い抗菌作用を持つのが特徴です。
ハーブ

レモンバーベナ    (クマツヅラ科)

【効き目】鎮静、緩和、消化促進、軽い興奮、食欲不振、消化不良などレモンバーベナは、柑橘系を連想させるさわやかな香りが特徴で、香料としても使われてきました。エッセンシャルオイルの流通量は比較的少なく貴重です。リラックスしたい就寝前の時間に飲まれていることから「イブニングティー」とも呼ばれています。フィンガーボールや足湯にも。美容や消化不良にも効果があり、ポプリにもおすすめです。
アロマ

レモングラス       (イネ科)

【効き目】健胃、駆風、抗菌、食欲不振、消化不良、風邪などタイ料理などで香り付けとして使われるレモングラスは、柑橘系に似た爽やかな香りを持ち虫除け効果も期待できます。ただし、エッセンシャルオイルの利用は、皮膚刺激が強いため、お子さんや肌が弱い人は特に気をつけてください。胃腸への働きかけの他に、運転やスポーツ後のリフレッシュとしても。また、ハーブティーに入れてブレンドし、さまざまな味を楽しめます。
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