ツルナ 【蔓菜】
フィーバーフュー (キク科)
フィーバーフュー (キク科) 和名 ナツシロギク【効き目】消炎、鎮痛、血管拡張、偏頭痛、リウマチ、関節炎などフィーバーフューが激しい痛みに効くとして、古代ギリシャでは葉を煎じたり生の葉をかじっていたとされます。現在では、偏頭痛の痛みを緩...
ハイビスカス (アオイ科)
【効き目】代謝促進、消化機能亢進、利尿、緩下、疲労回復、便秘など赤色のキレイなハーブティーで人気のハイビスカスは、ローズヒップとよくブレンドされています。ハイビスカスにはクエン酸の酸味があるため、ローズヒップで酸味を緩和し、さらにビタミンCを補給するメリットがあります。肉体疲労の回復を早め、便秘の解消や利尿作用もあります。食材としてフレッシュが入手できたら梅干の代わりや砂糖菓子として加工できます。
ダンデライオン (キク科)
【効き目】強肝、利胆、緩下、催乳、肝臓や胆のうの不調、便秘、消化不良、リウマチなど「ダンデライオンルート」とも呼ばれ焙煎したものとしてないものが流通してます。妊婦さんが飲めるたんぽぽコーヒーは、焙煎したもので、ノンカフェインで安心して飲むことができます。母乳の出を良くしたり、妊娠中になりやすい便秘を解消したりします。消化不良やリウマチにも用いられます。苦味を持つものは肝臓や胆のうを強化します。西洋タンポポは、キク科に属するたんぽぽの一種で、別名ダンデライオンと呼ばれます。
セージ (シソ科)
【効き目】抗菌、抗真菌、抗ウイルス、収れん、発汗抑制、母乳分泌抑制、口腔咽頭の炎症、発汗異常などセージの大きな特徴はローズマリーの次に高い抗酸化力を持つことで、若返りのハーブとして活躍します。また、抗菌作用や抗真菌作用も持つことから、風邪や口内炎に処方されることも。収れん作用があり、母乳の分泌を抑えたり月経過多や更年期のホットフラッシュといわれる発汗異常にも処方されたりします。ただし、アルコールに漬けたチンキ剤は長期服用は避けなければいけません。
月桃 【げっとう】 (ショウガ科)
月桃 【げっとう】 (ショウガ科) 和名 サンニン【効き目】鎮静、鎮痙、抗菌、抗不安、心身の緊張、不安、不眠、抑うつ、生理前症候群など月桃とは、ショウガ科ハナショウガ属(アルピニア属)の多年草です。原産地は東南アジアで、常緑多年草に分類さ...
アーティチョーク (キク科)
【効き目】強肝、利胆、消化機能亢進、消化不良、食欲不振など食用としてスーパーでも見かけることがあり、蕾の一部分を蒸したり焼いたり、フレッシュなものはそのまま食べることもできます。メディカルハーブとしては、葉を使います。強い苦みが肝臓や胆のうを活性化させ、保護します。お酒が好きな人にはとくにおすすめで、苦みが精神的な強壮作用も発揮します。日々のケアにはブレンドが良いでしょう。
ネトル (イラクサ科)
【効き目】浄血、造血、利尿、アレルギー疾患(花粉症、リウマチ、アトピー)、痛風などネトルにはクロロフィルが豊富に含まれるため、造血や利尿の作用があります。また、植物性のヒスタミンを含むことから花粉症、アトピー、リウマチの改善にも効果があります。ドイツでは、春先の花粉症シーズンに向けて冬のうちからネトルのハーブティーを飲むという「春季療法」があります。ネトルは味に比較的癖がなく、緑茶に似ています。
セントジョーンズワート (オトギリソウ科)
【効き目】抗うつ、消炎、鎮痛、軽度から中程度の抑うつ、季節性感情障害、生理前症候群、創傷など絶望や不安、恐怖などの暗い心に太陽のような明るさをもたらす効能から、「サンシャイン・サプリメント」と呼ばれています。メディカルハープとして、うつ症状の緩和や季節性感情障害対策に用いられます。五月病など気分の落ち込みの気配を感じたら、ハーブティーで対策を始めましょう。更年期障害にも効果が期待できます。夏至の日(聖ヨハネの日)に収穫されたセントジョーンズワートは治癒力が高いとされ、この時期に咲く黄色い花にはヒペリシンという成分が合まれます。
ジャーマンカモミール (キク科)
【効き目】鎮静、消炎、鎮痙、駆風、胃炎、胃潰瘍、生理痛、頭痛、緊張性の軽度の不眠などイギリスの童話『ピーターラビット」で、興奮して寝付けないピーターにお母さんがカミツレ草のお茶を入れて飲ませるシーンが描かれます。このカミツレ草がジャーマンカモミールです。青りんこのような香りはリラックス効果をもたらし、小さな子どもにも比較的安全なことから、使い勝手のよいハーブです。飲みやすいこともあり、ハーブティーによくブレンドされ、世界中で愛されています。アレルギーの緩和やストレス性の痛みや不安を鎮めてくれます。
カレンデュラ (キク科)
【効き目】抗菌、抗真菌、抗ウイルス、消炎、創傷、皮膚炎、口腔の炎症、結膜炎など外用として昔から外傷や火傷の治療で使われ、内用として胃演瘍や胆のう炎の治癒促進、のどの炎症や目の洗浄など、さまざまな面で活用されてきました。春先から5月ごろ、オレンジ色の花をたくさん咲かせきす。このオレンジ色の花弁には、カロテノイドという脂溶性の色素を多く含み、また抗酸化を司るフラボノイド成分も多く含みます。