サンダルウッド (ビャクダン科)
アンジェリカ (セリ科)
アンジェリカ (セリ科)和名 ヨーロッパトウキ【効き目】健胃、利胆、鎮痛、駆風、食欲不振、消化不良、気力や体力の低下などアンジェリカはエンジェルを語源とし古くから悩める人に寄り添うハーブとして使われてきました。土のような香りと苦みを持ち、弱...
ウコン (ショウガ科)
【効き目】 強肝、利胆、消炎、消化不良、肝臓の疲労や予防(秋ウコン)、生活習慣病予防、健康維持(春ウコン)などCMなどで認知度が高いウコンは、お酒を飲む前に摂取すると効果があるとされ、ドリンク剤やサプリメントで使われています。数多くの品種があり、主に秋ウコン(ターメリック)がメディカルハーブとして活用されます。春ウコン(ワイルドターメリック)は、コレステロールの分解や、がん・動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立てられます。秋ウコンに比べ、色味が薄いことも特徴です。ウコンはアジアの伝統的ハーブで、ジャワ島やバリ島では、植物療法で処方されてます。
パッションフラワー (トケイソウ科)
【効き目】鎮静、鎮痙、不安、不眠、過敏性腸症候群、高血圧などパッションは「情熱」ではなく、花の中央部の印象的な形から「キリストの受難の花」という意味。アメリカやメキシコの先住民が用いていた歴史があり、「植物性の精神安定剤」とも呼ばれます。精神的な緊張をリラックスに導き、寝付きを良くしてくれます。作用が穏やかなのでお子さんやお年寄り、更年期の女性でも使えます。ハーブティーがおすすめです。パッションフラワーは、高さ10mにまで成長する硬い木質のつる植物で、長い巻きひげを巻きつく対象に巻きつけながら伸びていきます。中央に紫色の房毛をつけた白い大輪の花を咲かせ、とても美味しい実(パッションフル-ツ)を付けます。
エゾウコギ (ウコギ科)
【効き目】アダプトゲン、賦活、ストレス対策、疲労、運動能力・集中力・持続力の低下、感染症予防、産後の回復など中国で2000年前から、気を高めるハーブとして用いられてます。1960年ごろから旧ソ連のスポーツ選手や宇宙飛行士が、疲労を取り去って筋肉を強化したり、集中力を高めたりするのに使ったと言われています。
イチョウ (イチョウ科)
【効き目】血管拡張、抗酸化、PAF(血小板活性化因子)阻害、認知症、耳鳴り、めまいなどの脳血管神経障害、冷え性、間欠性跛行など「生きた化石」の異名を持ち、2億年前から存在するため、長寿の象徴とされています。イチョウの葉から抽出したエキスやサプリメントが用いられます。植物療法では、血管を拡張し、脳の血流量を増やすことで認知症や耳鳴り、めまいなどの対策に用いられます。
ホーリーバジル (シソ科)
【効き目】鎮静、鎮痛、抗菌、抗酸化、アダプトゲン、ストレス、食欲不振、美容などインド発祥のアーユルヴェーダでは「トゥルシー」と呼ばれ、宗教儀式や礼拝に使われてきたハーブです。非常に強い香りがあり、エッセンシャルオイルも作られています。効能としては、ストレスの受け皿を大きくします。抗酸化成分を含み、肌を引きしめる収れん作用があるので、美容効果が期待できます。
フェンネル (セリ科)
【効き目】消化機能亢進、駆風、去痰、お腹の張り、疝痛、上気道カタルなどフェンネルは地中海沿岸を中心に世界各地で育生し、料理やメディカルハーブに用いられます。中世ヨーロッパの聖ヒルデガルトが薬草ブレンド茶として活用しており、重く感じる胃腸の働きを助け、お腹にたまったガスを排出します。
ディル (セリ科)
【効き目】消化機能促進、食欲不振、リラックス効果、口臭予防などビタミンやミネラルを豊富に含み、消化を促すため、健康維持に役に立ちます。現代では薬効を求めるというより、葉を料理に活用します。フレッシュなものはよく洗い、サラダやピクルス、ドレッシングに散らしたり、バターに練り込んだりして、魚料理やジャガイモ料理に用いても。香りを生かすなら、収穫してすぐ使いましょう。
シナモン (クスノキ科)
【効き目】消化機能促進、抗菌、駆風、食欲不振などシナモンは現代の生活におなじみのスパイスで、2種類が流通しています。セイロンシナモンは手で砕くことができ、お菓子作りなどに。シナモンカッシアは硬く、料理に向いてます。消化不良を助け、ガスが溜まっているときにも使えます。
山椒 (ミカン科)
【効き目】消化機能促進、抗菌、抗真菌、駆虫、防虫、食欲不振、消化不良など代表的な利用方法は和食料理です。うなぎ料理では実を砕いて風味付けに使います。竹の子料理では、葉を手の平で軽く叩いて香りを出します。その他、京都のお土産でおなじみの、ちりめん山椒の材料としても使われます。サンショオールという有効成分は、胃の働きを助けます。独特の風味は発汗を促し、代謝を上げます。