ジュニパー (ヒノキ科)
なっとう 【納豆】
【効き目】消化不良、冷え、肩こり、胸苦しい、焦燥感、気分の落ち込み、便秘など大豆の発酵食品です。大豆より消化吸収されやすく、消化機能を助けます。気の巡りをよくして、胸苦しさや焦燥感を改善する作用が期待でき、不眠や気分が落ち込んでいるときにおすすめ。また、血行をよくし、冷えや肩こりを和らげ、美肌効果も。
とうもろこし 【玉蜀黍】
【効き目】消化不良、食欲不振、食べすぎ、むくみ、便秘など尿の出をよくして、水分代謝を活発にする食材として、古くから珍重されてきました。利尿作用にすぐれており、下半身のだるさやむくみを改善。消化器系の働きを高めるので、夏バテや食欲がないときや、胃に水分がたまっているときにおすすめです。
そら豆 【空豆】
【効き目】食欲不振、胃もたれ、むくみ、便秘、疲労など脾・胃に働き、余計な水分を排出します。胃腸の機能を高め、胃に水分がたまってポチャポチャした感じがする人におすすめです。食欲不振や胃もたれを改善し、便秘にも効果があります。むくみの解消にも役立ちます。タンパク質、糖質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などを含み、単品でも栄養バランスがとりやすい食品です。
しょうが 【生姜】
【効き目】冷え症、食欲不振、吐き気、嘔吐、風邪の初期症状、発熱など熱を放出する発散作用があり、細菌やウイルスなど外邪を追い払うとされます。体を温めて、発汗させることで熱を下げます。胃の働きを高めて、吐き気を鎮めたり、食欲不振を改善したりする働きもあります。特に乾姜は、冷え症の改善にも高い効果があります。辛味の主成分はジンゲロール、血行をよくして体を温めるほか、消臭作用、殺菌作用、抗炎症作用もあります。
じゃがいも 【馬鈴薯】
【効き目】胃腸の不調、吐き気、消化不良、便秘など気を補い、元気を与えます。心身ともに疲れてるときに良いでしょう。消化が良く、胃腸に負担かけないので、高齢者や虚弱体質の人に向いてます。大腸に働きかけ、便通も促す効果も。炭水化物のほか、ビタミンC、ビタミンB1、食物繊維を含みます。効率よくエネルギーを補給するのに最適です。じゃがいもはナス科の野菜で、地下茎と呼ばれる部分を食べます。
さくらんぼ 【桜桃】
【効き目】食欲不振、胃弱、冷え症、関節痛、筋肉痛、シミ、しわ、むくみ、疲労など気を補う働きがあり、元気がない、気力が出ない、疲れやすいなどのときに向きます。脾の動きをよくして、湿を取り除くので、梅雨に起こりがちな手足のしびれ、むくみ、関節痛、筋肉痛やこわばりの緩和に有効。体を温める作用もあり、冷え症の人におすすめです。さくらんぼ(cherry)は、バラ科サクラ属の植物である実桜(みざくら)の果実です。桜桃(おうとう)とも呼ばれます。さくらんぼの語源は、桜の実を意味する「桜ん坊(さくらんぼう)」だと言われています。
わらび 【蕨】
【効き目】便秘、関節痛、出血など熱を冷ます効能があります。熱をもった関節痛や感染症の大腸炎によいでしょう。また、肌にうるおいと弾力を与えます。わらびは体を冷やすので食べ過ぎや毎日食べるのは避けましょう。食物繊維が豊富で、腸内環境をととのえ、便秘を解消したり、免疫力を強化したりします。細胞の再生を促すビダミンB2、老化を防ぐビタミンEのほか、皮膚や目、口、鼻の粘膜を丈夫にする働きのあるβ-カロテンも含みます。わらびとはシダ科の植物で山菜の一種です。
パプリカ・ピーマン 【青椒】
【効き目】のぼせ、めまい、食欲不振、消化不良、疲労など肝に働き、気の滞りを取り去るので、のぼせやめまい、胸のつかえを鎮めて、気持ちを落ち着かせる作用があります。脾に働き、食欲を高める作用があります。ピーマンに多く含まれるビタミンDは、ビタミンCの吸収を助けます。パプリカのビタミンCの含有量は、レモンよりも多く、肌荒れの改善や疲労回復に効果があります。青臭さのもとであるピラジンには、血栓を予防する働きがあるとされます。ルテインが含まれるので、加齢黄斑変性症の予防によいでしょう。
菜の花 【菜花】
【効き目】のぼせ、ストレス、イライラ、疲労など肝に働き、気の滞りを解消するため、のぼせ、ストレス、イライラなどの春に起こりがちな不快症状の改善に向いています。また、血の滞りを取り除き、高血圧や動脈硬化、月経不順などを予防します。栄養価が高い菜の花。
豆苗 (マメ科)
【効き目】食欲不振、吐き気、下痢、疲れ目などえんどう豆が発芽した、若い芽が豆苗です。脾と胃に働きます。食欲不振や、体力低下による吐き気や下痢が続くときにおすすめ。肝に働き、頭部へのぼった熱を冷まし、疲れ目、結膜充血などの目の症状の改善にも効果あり。ビタミンB2、ビタミンC,ビタミンE、葉酸が豊富。