ローズ (バラ科)
メロン (ウリ科)
【効き目】発熱、イライラ、のどの渇き、高血圧、疲労など夏に旬を迎える果物なので、体を冷やし熱やほてりを取り除きます。暑さによるイライラも鎮めてくれます。また、唾液を出すことで、のどの渇きを癒す効能もあります。疲れたときや夏バテ予防にもってこいです。
ブルーベリー (ツツジ科)
【効き目】目の充血、眼精疲労、ドライアイ、夜盲症、便秘、下痢など血の巡りを良くし、目の粘膜をうるおし、目の充血や眼精疲労、ドライアイに有効とされます。血液の循環を良くして、うっ血や内出血を取り除く働きもあります。また、便秘や下痢の改善にも役立ち、老化への効果も期待できます。
ぶどう 【葡萄】
【効き目】疲労、倦怠感、食欲不振、むくみ、肌荒れ、夏バテなど口やのどの渇きを癒します。水分代謝を促進してむくみの改善にも有効です。血栓を予防するケルセチンが豊富に含まれています。同じくエネルギーを補給するさつまいもとの組み合わせで煮物などに。ぶどうは、ブドウ科ブドウ属に属する、ツル性の落葉低木植物です。
パパイヤ 【万寿果】
パパイヤ 【万寿果】【効き目】疲労、倦怠感、食欲不振、肌荒れ、夏バテなど胃の動きを正常にして消化不良を改善。のどの渇きを癒すほか疲労感や夏バテ解消に有効。加齢性黄斑変性のリスクを減らします。ビタミンCが豊富なすだちと一緒に食べて疲労回...
バナナ 【甘蕉】
【効き目】ストレス、ゆううつ感、不眠など体を冷やして解熱する作用があります。発熱や炎症を鎮めます。トリプトファンを多く含むのでストレスや憂鬱感、不眠にも良いでしょう。カリウムや食物繊維が豊富なリンゴと一緒にいただくと、むくみや高血圧、便秘改善に効果が期待されます。
パイナップル 【鳳梨】
【効き目】消化不良、便秘、むくみ、二日酔いなど胃腸の働きを高めて、消化不良を改善。便秘やむくみ、二日酔いにも良いでしょう。マンガンを多く含み骨の強化や傷の治癒促進効果も期待できるでしょう。むくみやほてりを改善する鴨肉を焼きソースとして使うのがおすすめです。
なす 【茄子】
【効き目】食欲不振、胃もたれ、夏バテ、痔、歯肉炎、浮腫み、月経痛など夏が旬のなすには暑さでほてった体を冷やす作用があります。熱を取り去るので発熱だけでなくさまざまな炎症や腫れ物を鎮めてくれます。血の滞りを解消する働きがあるので月経痛にも良いでしょう。また、胃の働きを活発にし、食欲不振や胃もたれにも効果があります。抗酸化作用があるナスニンが、免疫力をアップさせます。
なし 【梨】
【効き目】せき、痰、のどの渇き、二日酔いなど肺をうるおし、せきや痰、胸のつかえなどを鎮めます。また、口の渇きを癒します。体の熱を冷まして、ほてりを鎮めてくれるので、熱中症の予防効果も期待できます。薬膳では、アルコールを解毒する作用もあるとされるため、二日酔いの改善に良いでしょう。ソルビートルという糖アルコールを含んでいます。口に含むとスーッとした冷感があります。
とうがん 【冬瓜】
【効き目】ほてり、のぼせ、むくみ、夏バテ、下痢、高血圧など水分を補給することで体の熱を冷まし、口の渇き、のぼせ、ほてりを鎮めます。また、利尿作用があり、湿熱を防ぐため、膀胱炎、関節炎、むくみを改善します。「冬瓜」という漢字は、夏に収穫して、冬まで置いておけるからといわれています。とうがんの95%は水分です。
すもも 【李】
【効き目】排尿異常、のどの渇き、高血圧、むくみ、頭痛、めまい、イライラ、不眠、便秘、目の充血など体にうるおいを与え、水分代謝を調整し、排尿を正常化するので排尿異常、高血圧、むくみ、のどの渇きなどを改善します。体にこもった熱を冷まして、肝の高ぶりを鎮めることから頭痛、めまい、目の充血、イライラ、不眠などにも有効です。また、便通改善にもよいとされます。クエン酸などの酸味成分が疲労回復に役立ち、β-カロテンや鉄分、葉酸が貧血や月経不順を改善します。プラム(すもも)は、バラ科スモモ属の木になる果実です。