12月29日の漢方養生♪
「黒い食材」で生命力を高める
冬の養生で大切なのが「黒い食材」を食べること。というのも、黒い食材は、冬に弱りがちな五臓の腎を助けるからです。冬は、汗としての水分排出がされにくくなり、体内の余分な水分の排出を尿が担います。そのため、腎と膀胱の負担が大きくなってしまうのです。また、漢方では、腎は生命活動と深い関わりのある臓腑で、生命力である精気を蓄える場所。腎が弱まると生命力も弱まります。冬は、植物は枯れ、動物は冬眠するなど、自然界の生命力が低下する季節。腎の働きも低下しがちに。つまり、黒い食材で腎を助けることで、生命力を高めることができるというわけです。黒い食材の代表格は、わかめや昆布、ひじきといった海藻類、黒きくらげ、黒豆、黒ごまなど。冬は積極的にとりましょう。
【食べ物】
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香詩乃
香詩乃
kashinolab.jp
※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会
