12月14日の漢方養生♪
かぜで肩がこわばるときは「しょうがのくず湯」
くずといえば、くず餅やくずまんじゅうなど、夏場の涼やかな和スイーツによく登場しますが、寒い時期なら、体が芯から温まるくず餅を。そして、くずの定番といえば食用以外に、風邪のひき始めに用いられる葛根湯もあります。そんなくずのおいしさと薬効を取り入れるのに良いのが、ショウガのくず湯です。くずには余分な熱を取って、体にうるおいを与える働きがあります。ショウガには冷え予防の効果があり、風邪っぽく、肩がこわばる時にぴったりです。甘みを加えるなら、冷え防止に役立つ黒糖を。近年はくずの生産量が減り、スーパーなどで「くず粉」として売られているものは、原材料がジャガイモもなどのでんぷんの場合が多いようです。効能をしっかり得るには、本くずを使用するようにしましょう。
【食べ物】
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香詩乃
香詩乃
kashinolab.jp
※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会
