12月4日の漢方養生♪
病後の弱った体に「じゃがたまがゆ」
病後のごはんといえば、やわらかく消化の良いお粥やうどんが思い浮かびます。この２つ、同じ炭水化物ですが、薬膳では異なる働きをもつと考えます。お米は胃の働きを整えて、下痢の症状を緩和し、元気のもとである気を補います。うどんの原料である小麦は、五臓の心に働きかけ、体にこもった熱を冷まします。病気で弱った体を回復させるには、お米で作るお粥が良いでしょう。せっかくなら、胃腸を元気にするじゃがいもと、消化を促す玉ねぎをすりおろして加えたスペシャルな「じゃがたまがゆ」にしてみましょう。胃腸の回復も早まり、元気が湧いてくるレシピです。胃腸が元気になってきたら、チーズを加えたり、小麦粉や野菜を加えてチヂミ風に焼いたりと、アレンジも楽しめます。
【食べ物】
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※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会
