12月3日の漢方養生♪
足腰の冷えを感じる人に「えび」
鮮やかな赤色は縁起が良く、折れ曲がった姿に腰が曲がるまで元気に、との願いを込めて、日本では昔からお祝い膳に欠かせないえび。薬膳では、スタミナ食材として珍重されてきました。体を温め、滋養強壮に働き、足腰の冷えを解消。五臓の腎を助け、精力アップに貢献します。体力、気力を高め、老化防止に良いと、いいことずくめです。えびには大きな伊勢えびから小さな桜えびまで、また乾燥したものと生のものなど、さまざまな種類がありますが、効能はどれも同じ。毎日の食事に取り入れるなら、使い勝手のよい干しえびをうまく活用しましょう。美味しいダシが出るので、スープに入れたり、煮物や炊き込みごはんにも。頭から尻尾まで丸ごと食べられるので、一物全体（いちもつぜんたい）になり、えびの効果を余すところなく取り入れられます。
【食べ物】
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香詩乃
香詩乃
kashinolab.jp
※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会
