10月23日の漢方養生♪
体力のない人の空ぜきに「麦門冬湯(ばくもんとうとう)」
今日は、代表的なせきのもうひとつのタイプ、体力がない人の空ぜきについて。慢性病や老化で体力が低下していると、鼻やのどのうるおいが不足し、少しの刺激でせきが出やすくなります。うるおい不足で口も渇き、痰がつくれないため、いわゆる空ぜきになるのが特徴です。この空ぜきには、麦門冬湯が力を発揮。主な成分の麦門冬は、ジャノヒゲという多年草の根を乾燥させたもの。肺をうるおし、肺にこもった熱を冷まします。そのほかに、半夏(はんげ)、大棗(たいそう)、人参(にんじん)、甘草(かんぞう)、粳米(こうべい)、で構成され、人参、大棗、粳米も、胃腸の元気を補うことでうるおいをつくります。昨日お話した強いせきも、空ぜきも、長引くと、のどや気管に炎症が起こって悪循環を招きます。何よりも、毎日の手洗い、うがいで予防することが大切です。
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香詩乃
香詩乃
※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会

