10月18日の漢方養生♪

毎日漢方養生

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気になる歯ぎしりに「抑肝散(よくかんさん)」が効く

漢方は現代医学と違い、薬の処方を病名だけで判断しません。体調や経緯、体質、生活環境などから総合的に判断します。例えば、抑肝散を例に見てみましょう。字からは、肝を抑える薬と読み取れますね。その適応症状は「神経症、不眠症、小児夜泣き、小児疳症(しょうにかんしょう)、歯ぎしり、更年期障害、血の道症」と書かれています。現代医学でいう肝臓は、お酒の飲み過ぎが影響しますが、漢方では、五臓の肝はストレスの影響を受けやすい臓器で、肝の高ぶりは神経の高ぶり。つまりイライラしやすい人のさまざまな症状に、抑肝散は有効なのです。この適応症状のひとつ、歯ぎしりも、一見、肝とは関係がないように思えますが、実はストレスの影響が大きいと言われてます。その不調の原因や関係性を広く考える、漢方ならではの処方ですね。


【漢方薬】

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※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会

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