1月15日の漢方養生♪
小正月は、「小豆がゆ」で邪気はらって万病予防
日本に古くから、小正月に当たる1月15日に、小豆がゆを食べて万病を予防するという風習があります。小豆の赤が邪気をはらい、その年の万病を防いでくれると考えられていました。小豆は利尿効果に優れ、冬にダメージを受けやすい五臓の腎の働きを補う特効薬。また、漢方では腎には生命力のもととなる精気を蓄え、発育や生殖といった生命活動をコントロールする働きがあると考えられていますから、腎を助ける小豆が万病を予防するというのもうなずけます。小豆がゆの作り方は、よく洗った小豆と水を火にかけ、一度ゆでこぼして、少しかために茹でます。ゆで汁も使いますから捨てないでください。次に、米と水、小豆のゆで汁に塩を少し加え、アクを取りながら40分ほど煮て、最後に小豆を加えて出来上がりです。
【食べ物】
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香詩乃
香詩乃
kashinolab.jp
※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会
