12月31日の漢方養生♪
「恬淡虚無(てんたんきょむ)」でおおらかに生きましょう
漢方といって何を思い浮かべますか?漢方薬?薬膳?鍼灸?答えはどれも漢方です。また、東洋と西洋の医学では人や病を見る視点が違いますが、同じ「人」を見ていることに変わりはありません。このように、同じものでも、様々な視点が存在します。どうしても固定観念でひとつの視点に固執してしまいがちですが、ちょっと視点を変えるだけで、解決する問題も少なくありません。中国の古典『黄帝内経(こうていだいけい)』に※「恬淡虚無真気従之精神内守病安従来」とあります。つまり、何事にも執着せず、心おだやかであれば、気に自らめぐり、病は自然と癒えていくだろう、ということ。ひとつの視点にこだわらず、何事にもこだわらないおおらかな生き方をすることが、漢方養生の根底にあります。
※「恬淡虚無真気従之精神内守病安」の読み方は、
「てんたんきょむ(なれば)しんきこれにしたが(う)せいしんないしゅびょうあん(なり)」と読みます。これは『黄帝内経・素問』に出てくる言葉で、心が平穏で欲望がなければ(恬淡虚無)、真の気(生命力)が自然に従い(真気従之)、精神が内に守られて(精神内守)、病気もなく安らかである(病安)という意味です。
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香詩乃
香詩乃
※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会


