12月20日の漢方養生♪
温めておなかの調子を整える「ぶり」
寒ぶりといって、とりわけ富山や金沢など北陸でとれるものは高級魚として珍重されます。出世魚の代表格で、縁起物としてお正月のおせち料理にも使われますね。ぶりは、エネルギーである気や、栄養を届ける血を補い、体を温めておなかの調子を整える、まさに冬に食べるべき魚です。定番は照り焼きや塩焼きですが、寒いこの季節なら、こもりがちの気を発散させ、温め効果を倍増させてくれるショウガや長ネギを加えて、風邪予防のレシピに仕上げてみましょう。照り焼きのタレに、おろしショウガを加え、ぶつ切りにした長ネギも一緒に焼きます。喉に痛みがあれば大根をプラス。ぶりと大根のコンビといえば、ぶり大根がポピュラーですが、照り焼きに大根おろしをのせて食べるのもおすすめです。
【食べ物】
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香詩乃
香詩乃
kashinolab.jp
※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会
