12月9日の漢方養生♪

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困った痔に日本生まれの漢方薬「乙字湯」

人に相談しづらいけれど、意外と悩んでいる人が多いのが痔。実は江戸時代の武士も悩んでいたようです。野営をするときなどに体が冷え、血行不良から痔になることがあったとか。そこで、水戸藩の侍医だった原南陽が生み出したのが乙字湯です。当帰(とうき)、柴胡(さいこ)、黄芩(おうごん)、甘草(かんぞう)、大黄(だいおう)、升麻(しょうま)を配合したもので、便がかたく便秘がちないぼ痔、切れ痔に有効な日本生まれの漢方薬。痔の外科薬には、明の時代に作られた潤肌膏(じゅんきこう)に、江戸時代の外科医・華岡清州がアレンジを加えた紫雲膏(しうんこう)を。痔の痛みや傷口の改善に役立ちます。とはいえ、痔にならないのが一番。まずは便秘予防を。日々のお茶にハブ茶やドクダミ茶など生薬由来のものを取り入れると良いでしょう。下剤のような強い作用ではなく、おだやかにお通じを促してくれます。

【漢方薬】

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※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会

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