7月9日の漢方養生♪
夏の疲れは「抑目静耳(よくもくせいじ)」で気持ちをクールダウン
人の体には穴が9つあります。上から目、鼻、口、耳、お小水と便の出口。体の内側と外界の出入り口として、エネルギーや情報の出入りも行われるところです。このなかでも現代社会で酷使されているのが目と耳。見ようと思わなくても目に入り、聞きたい音でなくても聞こえてきます。漢方では、「目は血を得て見える」といい、何かを見ているだけでエネルギーである気や血を消耗していると考えます。ためしに3分ほど目を閉じて、改めてまわりを見てみてください。3分前よりクリアに見えませんか?少し目を閉じただけで気・血が蓄積されて回復したのです。江戸時代の本草学者(薬学)、貝原益軒は著書『養生訓』に「40歳を過ぎたら、用事がなければ目は閉じなさい」と書いています。これは漢方の「抑目静耳(よくもくせいじ)」に通じるもので、目を抑え耳を静めて、外からの刺激を減らすことで健康になれるというもの。日々の目・耳の酷使に加え、夏は陽の気が強く、気持ちが高ぶりやすい季節です。目と耳を静かに閉じてクールダウンが必要。目を閉じておなかの動きを感じ尾、耳では呼吸の音を聞くよう意識してみてください。
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※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会