6月12日の漢方養生♪
全身が乾燥し体内の水が不足した状態「津虚(しんきょ)」
漢方では、エネルギーである気、栄養を運ぶ血、体をうるおす水が体を構成すると考えますが、この中の水が不足した状態が「津虚」です。水とは、血液をのぞく体内のさまざまな水分のこと。リンパ液や唾液、涙、汗、尿などを指し、津液(しんえき)とも言います。肌や髪の乾燥、口の渇き、ドライアイの症状が現れるほか、便がかたく出にくいといった症状があれば、水が不足している証拠です。全身が乾燥すると、さまざまなトラブルが発生。たとえば、粘膜が乾燥すると免疫力が落ち、感染症のリスクも高まります。また、水には体の余分な熱を冷ます働きもあるため、不足すると体の一部がほてったり、のぼせたり、疲れやすくなることもあります。お茶など温めた水分をこまめに補給するほか、室内の乾燥を防いで肌や髪の保湿を心がけることが大切です。津虚の人におすすめの食材は、梨、れんこん、きくらげなどの体をうるおすもの。また、クルミなどのナッツ類や、柿やぶどうといった水分の多い果物も良いでしょう。ただし、水分の多い食材は体を冷やす働きが強いので、とりすぎのは注意してください。
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香詩乃
香詩乃
※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会