6月3日の漢方養生♪

毎日漢方養生

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きれいなだけじゃない!「芍薬(しゃくやく)」の効能とは

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と、美人のたとえにも使われる芍薬。根の部分が生薬に使われます。中国では、赤芍(せきしゃく)と白芍(びゃくしゃく)の2つに分けられ、根の外皮をつけたまま乾燥させたものが赤芍、根の外皮を取ったものが白芍です。花の色は関係ありませんが、赤芍は赤い花が多いようです。日本では、おもに白芍が使われ、血を補う薬として血が不足しているめまいやふらつき、月経痛、手足がつったときの痛み抑制などに効果があるとされています。ちなみに、赤芍は体の熱を冷ます生薬で、ほてりや発熱をともなう症状に良いとされています。代表的な漢方薬に、「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」があり、婦人病によく使われます。こういった効能を考えると、芍薬が美人のたとえに使われるわけは、花の美しさだけではないのかもしれません。

【漢方薬】

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※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会

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