2月17日の漢方養生♪
食材は働きによって「五味」に分類される
漢方の食養生の基本となる考え方に「五味」があります。5つの味にはそれぞれ働きがあり、五臓と関連しています。例えば、酸味の食材は肝を助け、肝に不調があれば酸味の食材が欲しくなると考えられています。逆に取りすぎると不調を起こすので要注意です。【酸味】五臓=肝。収れん作用があり、汗や尿を調整。多汗、頻尿、不正出血、下痢などに有効。主な食材は、トマト・グレープフルーツ・梅・みかん・りんご・酢など。【苦味】五臓=心。解毒、清熱(体の内部を冷ます事)作用があり、体内の余分なものを排出します。発熱や便秘に有効です。主な食材は、にがうり・セロリ・ゴボウ・ピーマン・菊花・緑茶など。【甘味】五臓=脾。緩和・補益(気・血・水の不足を補う事)作用があり、体の緊張をゆるめ、滋養強壮に働き、胃痛などを和らげます。主な食材は、にんじん・キャベツ・白菜・かぼちゃ・いも類・大豆など。【辛味】五臓=肺。発散・発汗作用があり、気や血の滞りを解消。体を温めます。主な食材は、ネギ・ニラ・玉ねぎ・しょうが・唐辛子・しそなど。【鹹味(かんみ)】(塩辛い味)五臓=腎。かたいものをやわらかくし、しこりを取る働きがあります。主な食材は、海藻類、アサリ、イカなど。
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香詩乃
香詩乃
※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会